トイレの匂いは元から絶たなきゃダメ!どこまで出来る?ハウスクリーニング

トイレと匂いとハウスクリーニング

トイレの匂いは元から絶たなきゃダメ』ってチョッとタイトルに違和感を持った方はスルドイ!

正しくは ジョンソンさんがCMで『♪臭い匂いは元から絶たなきゃダメ♪』というキャッチコピーを流して、一世風靡したんですう~From 1975年でした♪。

このセリフ、妙に説得力があって、皆この言葉の意味を素直に受け止めたんだと思います。だから、当時は大流行したし、今でも覚えてる人は多いハズ。確か消臭剤のCMだったと思うけど、CMのキャッチーさもあって良く売れたんじゃないかな。

確かに言ってることは的を得てますよね。無敵です。

でも、あなたは『私はいつもトイレを綺麗にしてるのに、少し匂う』とか『使った後、必ず綺麗に流して芳香剤もシュッシュして元を絶ってるのに公衆トイレみたいな匂いがする』とか思っていませんか?

いえいえ、ジョンソンさんは間違っていません。あなたが匂いの元を断ち切れていないのです。

だって、綺麗にしてるもん!

と叫びたい気持ちはわかりますが、ここはひとつ冷静になって『トイレと匂いとハウスクリーニング』を考えて、どこまでトイレの匂いが取れるか、考えましょう。

トイレの匂いの原因

トイレの匂いの原因

それではジョンソンさんの言いつけ通り『臭い(トイレの)匂いの元を絶つ』ため、まずはトイレの匂いの元=原因を検証しましょう~。

  • 1.排泄物そのものの匂い
  • 2.尿素を分解したアンモニアの匂い
  • 3.封水が無くなって立ち昇る下水道の匂い
  • 4.トイレの換気扇が汚れたり、詰まったりして機能停止

上記4点が考えられます。

次に一つ一つみていきましょう。

1.排泄物そのものの匂い

トイレの匂いの大元ですね。張本人です。

おっきい方(俗にいううん〇)の匂いは自分のは可愛いというか、許せる部分がありますが、他人のは許せないですよね。(変な話ですみません。でもあなたもそう思いませんか?)

ちっさい方(おしっ〇)は健康であれば匂いはあまりしないのが普通なんですって。なので、排尿したてでいわゆるアンモニアの匂いがする場合は、尿に関わる臓器(腎臓・尿管・膀胱・尿道)のどこかが細菌に感染して、炎症を起こしている恐れが・・・また、甘い匂いの時は糖尿病の恐れが・・・病院に行きましょう。

2.尿素を分解したアンモニアの匂い

これは、先ほど説明した『体が調子悪い時の排尿したてのアンモニアの匂い』とは違う、俗にいう『公衆トイレ』の匂いのことを指しています。

こちらはどうも、排泄してから、時間をかけて細菌が尿を食べるために分解酵素を出した結果、発生したアンモニアの様です。こちらの匂いはきついです。

3.トイレの封水が無くなって立ち昇る下水道の匂い

トイレの封水ってわかります? トイレの風水ではありませんよ。トイレの封水です。

封水とは『臭い匂いや虫が入ってこない様に、排水管のトラップ部分に水を貯めること、またはその水』のことで、トイレの封水とは『トイレの便器の底に溜まっている水』のことです。

臭い匂いの元である下水とトイレの便器は直結しているのに匂いが上がってこないのは、封水が排水溝のトラップの水(これも封水です)と同じ役割をしているからなんです。・・・・まだ、よくわからないですよね。

洋式トイレの底は、水道管のU字の様になっていて、そこに封水がたまると、下水道からの通気が出来なくなるから、匂いが絶たれるということなんです。

なので、トイレの封水が減って下水道からの通気が出来てしまうと、下水の匂いがあなたのトイレにどんどん入ってきます。

たとえば、あなたが旅行とか行ってしばらくトイレの水を流さないと、トイレの封水はどんどん蒸発して減り、下水道と通気が出来て、下水の臭い匂いが入ってくるんです。

また、トイレが詰まると、排水管では水の流れが悪くなり真空状態の様になります。そしてその溜まった水がある時、一気に流れると、真空状態になった排水管内に封水が引っ張られて無くなってしまい、通気し始め、下水の匂いが入ってきます。

4.トイレの換気扇が汚れたり、詰まったりして機能停止。

これはトイレの匂いの元ではないけれど、トイレの匂いに影響大なので、書いておきます。

トイレの換気扇は高いところにあって、おそらく掃除どころか触ったこともない人が多いと思います。その換気扇のカバーをはずして、フィルター付きのタイプならフィルターに、ファンむき出しタイプならファンに、ホコリやカビがビッチリとこびりつき、換気どころではない状態になっているでしょう。

当然、トイレの臭い匂いが換気できずに、トイレにいつまでも残る状態になります。

どこまで出来る?ハウスクリーニング

トイレの臭い匂いの元となる原因はわかりました。次に、どこまでハウスクリーニングで、このにっくき臭い匂いを断ち切れるか検証してみましょう。

1.排泄物そのものの匂いをどこまで断ち切れるか

これはもうすぐに流すに限ります。どこまで断ち切れるかはどこまで早く流せるかにかかっています。

でも健康状態を確認するためには、1回確認してから・・・という人も多いと思います。あとは外窓を開けて空気の入れ替えですね。これもどこまで長く外窓を開けられるかにかかっています。

出来る限り早く流し、出来る限り外窓を開けて新鮮な空気を取り組むことを心掛けましょう。

”当たり前なこと言うな”とお思いでしょうが、意外と実行されていないのです。あなたもそうではないですか?

あと、小さい男の子がいるお家では、衝撃的な実情をお伝えします。

男の子は便器のふちや普通に『そんなとこ触るな~』というところを平気で触って、手が汚れると自分の服で拭いたり、直近な壁とかになすりつけたりするということを、知り合いの保母さんに聞いたことがあります。

純真無垢な子供は、排泄物を大人程汚いとは思いません。うん〇、大好きなんです。壁になんかこすりつけられたら、匂うのは当たり前です。

子供がトイレに行く時はこのことを常に意識して、どこまで注意して、しつけられるかにかかっています。

2.尿素を分解したアンモニアの匂いをどこまで断ち切るか

全目次の”トイレの匂いの原因”では、”時間をかけて細菌が尿を食べる時に出るアンモニアが匂いの原因である”と説明しました。

あなたは『あれ?すぐに流してるんだから、細菌は時間をかけて食べる余裕なんかないのでは?』と思っていることと思います。

実はいくら早く流しても尿はトイレに残ってるんです! え!どこに? と思いますよね。

①便器のふち裏  ②便座の裏(ウオシュレットの場合は便座の裏と ③便器本体との接合部)

又、尿が飛び散った④便器側面(洋式の場合) ⑤便器と床の接合部分 ⑥便器の周りの床・壁

④~⑥は男性の場合ですが、至る所に残ってるもんです。

上記場所をちょっと見てみましょう。ヨ~ク見てみると、黄ばんでいたりします。

こうした匂いを伴った汚れ(黄ばみ)は尿石化している場合が多く、その場合は『サンポール』のような酸性洗剤を使って落とします。

ただし、注意が必要で、キッチンハイターのような塩素系洗剤(次亜塩素酸Naを主成分とした漂白剤・殺菌剤)と混ぜると有毒ガスが発生して大変なことに・・・(塩素系は他にも酢やアルコールなども混ぜるとマズイです。)

トイレの黄ばみ汚れをキッチンハイターのような塩素系洗剤で落とすことをおすすめしているブログもあり、確かにそれでも落ちます。確かにトイレの黄ばみは塩素系漂白剤で・・・が定説かもしれません。

しかし、塩素系を使って完全に落ちなかった場合、尿石化の疑いがあるから酸性洗剤を使って落とそうとして、そのまますぐ使用すると場合によっては死亡事故にもなりかねません。迷ったら、ハウスクリーニングのプロにお願いすることをおすすめします。

それはともかく、『公衆トイレ』のような、しつこい匂いは、どこまでこの残留尿(尿石を拭くむ)を拭い去るか!にかかっています。

ウオシュレットと便器の隙間はブラシで取ろうとしても奥まではムリです。徹底してハウスクリーニングするなら、ウオシュレットと便器を分解しないと出来ません。それが面倒であれば、やはりハウスクリーニングのプロに依頼した方が良いですよ。

3.トイレの封水が無くなって立ち昇る下水道の匂いをどこまで断ち切るか?

相手が下水道という大物なので、さぞかし対策は大変なのでは?・・・と思いがちですが、さにあらず!

以外と楽勝です♪。

トイレの水を流して封水を保ち、換気をする。・・・たったこれだけです。

どこまでやれば、と言う程のものではないのですが、何回かトイレの水を流して封水が上がればOKです。

あ、どこまで換気できるか・・・にもかかってますね。できるだけ長く外窓を開けておいてください。

ただ、排水管が詰まっていて、排水管内で水が溜まってしまい、真空状態の様になっていると、排水の度に封水が引っ張られてなくなり、下水管とトイレの間に通気道が出来て、臭い匂いが入ってきます。

トイレットペーパーをたくさん流し過ぎたり、髪の毛、または何か物をうっかり流してしまい、排水管が詰まった場合は通称”スッポン”(ラバーカップ)などを使って排水部分をシュポシュポして下さい。

どこまでやるかって?   ズゴゴ!っていって水が溜まったり、急に無くなったりを繰り返して、突然、水の流れが落ち着いたら、排水管の詰まりが解消した証拠なので、そこまでやり続けて下さい。以上、業務連絡でした♪

4.トイレの換気扇が汚れたり、詰まったりして機能停止。何をどこまでやるか。

さあて、匂いの直接原因ではないトイレの換気扇処置はどこまでやりましょうか?

まずはトイレの換気扇のカバーを外してあらわれたのがフィルターであれば、フィルターを交換しましょう。

フィルターがなくて、ファンが直接出てきたら、ファンを取り外して洗浄します。

これでトイレの換気扇の機能が復活すれば、トイレの匂いもかなり減ります。というのも、トイレの匂いの一つ『アンモニア臭』は空気よりも軽くって、天井辺りにモアモアっとしてるんですね。なのでトイレの天井にある換気扇が元気いっぱい空気を吸い込み始めると、とたんに吸収されます。まさに入れ食い状態ですね♪

それでもまだ少し匂う場合は、どこまでするか?

こうなると、しつこいアンモニアの匂いがトイレ室内に染みついちゃったことになるので、他力本願しちゃいましょう~! 消臭スプレー様のご登場です。

満を持してのご登場 ”消臭スプレー様” はどこまで力を発揮できるか?

これはちょっとした工夫が必要です。

さっき、アンモニアは空気より軽いと私は言いましたよね。ここまで言えば、察しの良いあなたはもうお気づきでしょう。

そうです。普通は便器に直接、またはその周辺に吹き付ける人が多いですけど、賢者のあなたはトイレの天井に向かって ”プシュー”とやっちゃって下さい。でも、消臭剤は空気より重いから、下から吹き付けるとすぐに落ちてきて顔や目に入ってしまうので、椅子や脚立に乗って、上から目線で ”オラオラ~” と吹き付けましょう。(”オラオラー”は余計でした。書くの疲れてきたため、文章がズサンになってきてるのが自分でもわかります。でも止められません。スミマセン。)

これで完璧? イヤイヤ、鋭いあなたはきっとこう言うでしょう~『トイレ室内に染み付いたしつこい匂いが1回や2回の 消臭剤”プシュー”で消えるわけがない!』

たしかに、ごもっともです。このご意見に対してどこまで対処できるか?

それはトイレの天井近くに据え置きタイプの消臭剤を置くことです。トイレの高いところに置く台がなければ、突っ張り棚や壁に付けられる三角コーナー棚等を取り付けて置きましょう。

ここまですれば、”どこまで道”を追求した気持ちになれます。

あれ、”どこまで道って何だ~?”とうとう私、壊れてきたので終盤に入らせていただきます。

あ、終盤に入る前に大事なことを・・・ハウスクリーニンングは上から下が基本なので、天井の換気扇の清掃は最初に行ってください。(これはトイレもお風呂もキッチンも共通です。)

ハウスクリーニングの最後にやると、ビッチリ付いてるトイレの換気扇汚れ(ホコリやカビ、その他)がトイレの便器や床やその他至る所に振ってきて、せっかく綺麗にしたところをもう一度、ハウスクリーニングし直さなければいけなくなります。

消臭剤対応は他のハウスクリーニングが完了してからで良いですけどね。

では、終盤です。

エピローグ

今回はトイレの目に見えない敵『臭い匂い』に対し、『ドンダケ~』じゃなくてどこまで出来るか検証してみました。今回わかったのは『臭いものには蓋をしろ』だけじゃダメなんですよ、森高千里さん!・・・て言っても今どきの若者に『わかるかな~、わかんねーだろーな~。イエ~イ』(これはもっとわからんと思う)。いけない、文章がどんどん壊れていく~『それでは、さよなら!さよなら!さよなら!』(これもわからんと思う)

マズイ!エピローグがまったくの無駄話になってしまう。最後はまじめに・・・

あなたと最も密接なつながりのある大切なお部屋が感動と幸せをもたらす素敵な場所となるために・・・
上記方法を試してみてはいかがでしょうか。

決まったゼ!イエーイ!